「サンパウロ通信」
宮沢貞雄氏より
9月1日日曜日約300名くらいの会場で私の相棒であるカオルさんと長野式について発表しました。
テーマは女性の生理毎の症候群、頭痛、生理痛、イライラ疲労感などなど,(ブラジルではTPMと言います)
それについての長野式の説明と実技を行いました。
会場から一人の女性を選びました。
彼女は、いつも疲れイライラ、生理前は特に頭痛があるそうです。今は右の目のあたりが痛いそうです。
かおるさんが長野式全般について説明し、その後私が治療を行いました。
約20分、副腎処置を中心に扁桃処置、瘀血、肝門脈鬱血、
それに女性にとって特に重要な心因性骨盤虚血処置、この時点で、
腹部の圧痛、肩井の圧痛は取れましたが、右首と右眼の痛みが少し残っていました。
左の丘墟で全てとれましたが上四瀆を加えておきました。
最後はイ・ヒ・コンで終わりにしました。彼女とても満足して、素晴らしい治療法だと言ってくれました。
だいぶ良い長野式の宣伝になったと思います。
9月26日から、第2回目の、長野式講習会を始めますので、
その宣伝にもなったと思います。
何故、私達が学会で発表出来たかと言いますと、今年4月におこないました、第一回目の講習会の評判がとても良く、やった場所がSATOSPというサンパウロの鍼灸組合だったからです。
毎年行う鍼灸学会は、このSATOSPの主催で行います。
そこの会長が私達の友達であり、
長野式にとても興味を持っています。
ということで、第2回目もSATOSPで行います。
他の鍼灸の学校からも、地方の方からも、講習の要請が来ています。
それではまた、次の機会まで。