宮竹症例

背中、腰の曲がり
男性 84歳 無職(元県立高校校長、体育

所見)脈:なし 火穴:大都(+)、然谷(+)、行間(+)、魚際(+)、労宮(+)、少府(+)
    局所:天牖(+)、百会(+)
    腹診:お腹が曲がり正確にはわかりづらいが、左右天枢(+)、左右中注・大巨(+)

処置)1診目 9/2  強心処置:三陰交・陰陵泉・労宮→脈が出てくる
             肝実処置 :左会陽置鍼30分、扁桃処置、照海、兪府、尺沢
             自律神経処置:外ネーブル、イ・ヒ・崑

経過)楽になってきたそうで「これで90歳までだ!!」と叫んでいた。

3~8診目

処置)  強心処置:労宮・三陰交  置鍼30分
      瘀血処置:陰陵泉     置鍼30分
      肝実処置:左会陽    置鍼30分
      扁桃処置:照海・兪府   置鍼30分  尺沢 雀啄
    自律神経処置:外ネーブル、イ・ヒ・崑、大椎
    筋緊張緩和処置:屈伸穴
               仙骨外縁
               腸骨稜下縁
               腸骨稜上縁
               承扶
               Th1~Th⒓ 横部V字刺鍼
肩貞、風市、次髎
              百会、天牖、陰包、中封
              お腹の痛い所を深刺置鍼20分 7か所
              腰帯脉周辺の痛い所を深刺置鍼20分 7か所
              上記の腹部、腰部の置鍼の後に湧泉に灸 5壮
             
経過)3診目:だいぶ楽になり、自動車を運転して来た。痛みも取れてきた。
    6診目:背中が随分まっすぐになってきた。自分で座ったり立ったりできるようになってきた。
    8診目:あぐらをかけるようになる。気づくと痛みも無くなった。僧帽筋下縁が上に浮き出てきた。
       そのふちにも刺鍼。
この後背中がまっすぐになった(毎週一回2ヶ月で)
そしてお腹のひだからピザパイ用のチーズのように固まったステック上のカスまでぽろっと出てきた。
    9~16診目:健康維持のための治療に移行
            強心処置:労宮・三陰交  置鍼20分
            肝実処置:左会陽    置鍼20分
            扁桃処置:照海・兪府    置鍼20分  尺沢
     瘀血処置:陰陵泉     置鍼20分
           腸骨稜周辺
           横V字刺鍼 反応点へ

経過)ゲートボールと筋肉をつける体操まで張り切って出来るようになる。囲碁の試合に出かけて行った。

考察)ふわふわと足元も危なく、あんなにも腰が曲がった状態で来られてもやったことも無く、既往歴も大変な
    ものなのでどうなるかと思いましたが、長野式は素晴らしく長野式は素晴らしく長野式にそって反応を診ながらやっていけば、こんな状態のものまで治るんだということがわかりました。そして身体の土台を強くすれば治るんだという事もわかりました。
    本人もここに来ていなかったら、横ばいかもっと悪くなっていたと感謝されました。
    患者様が颯爽と歩く姿は長野先生の二代に渡るご努力のおかげでございます。感謝申し上げます。